ケアンズについて

観光都市ケアンズ

ケアンズは、1984年にケアンズ国際空港がオープンすると、1990年代に大きな観光ブームが訪れ、ケアンズを普通のオーストラリアの地方田舎町から、世界各地から年間約200万人の観光客が訪れるトロピカルで、賑やかな観光都市へと変貌しました。日本からの直行便は成田国際空港(東京)からは毎日、関西国際空港(大阪)からは週4便、Jet Star航空、日本航空、カンタス航空の共同運航便が運航。また経由便では、ユナイテッド航空がグアム経由、キャセイ・パシフィック航空が香港経由、ニューギニア航空がポートモレスビー経由などが運航しております。最近では、中部国際空港(セントレア)からキャセイ・パシフィック航空、香港経由便を利用してケアンズに訪れる観光客が増えているように思います。ケアンズ市の人口は約16万人の小さな街で、市内中心部は歩いて2時間ほどあれば歩ける大きさです。お買い物はDFS免税店(デューティー・フリー・ショッパーズ)、大橋巨泉のOKギフトショップなどのお土産やさん、日本語医療施設、日本食品店、大型ショッピングセンターなども街の中心部にあります。街の大きさから考えるとお買い物は充実していると思います。多民族国家オーストラリアはレストランも充実しています。世界三大料理の中華、フランス、トルコをはじめイタリア、メキシコ、スイス、ギリシャ、タイ、マレーシア、ベトナム、フィリピン、韓国、日本、もちろんオージービーフステーキのオーストラリアと、いろいろな国の料理が味わえます。アクティビティーもスクーバダイビング、スカイダイビング、乗馬、釣り、ラフティングのアクティブ派からコアラ抱っこのできる動物園、キュランダ鉄道、スカイレール、グリーン島、夜行動物探検などファミリーにも大満足のツアーもたくさんあります。またケアンズは、治安の良さ、旅行、勉強、遊び、仕事の選択肢も豊富なことが語学留学やワーキングホリデーの滞在先に選ばれる最も大きな理由です。

ケアンズにある2つの世界遺産

世界遺産とは?

世界遺産とは、人類が歴史に残した偉大な文明の証明ともいえる遺跡や文化的な価値の高い建造物を保存、そして、この地球上から失われてはならない貴重な自然環境を保護することにより、私たち人類共通の財産を後世に継承していくことを目的に、1972年11月にユネスコ総会で採択された世界遺産条約に基づき世界遺産リストに登録されている物件のことです。世界遺産とは、ユネスコの世界遺産リストに登録されている世界的に「顕著な普遍的価値」を有する遺跡、建造物群、記念物、そして、自然景観、地形・地質、生態系、生物多様性など、国家、民族、人種、宗教を超えて未来世代に引き継いでいくべき、地球と人類の至宝です。世界遺産は、単に、ユネスコの世界遺産に登録され国際的な認知を受けることだけが目的ではありません。世界遺産をあらゆる脅威や危険から守るために、その重要性を広く世界に呼びかけ、保護・保存のための国際協力を推し進めていくことが、世界遺産の基本的な考え方といえます。世界遺産には、文化遺産、自然遺産、複合遺産と3種類ありますが、ケアンズにある世界遺産は自然遺産の部類になります。自然遺産とは、無生物、生物の生成物、または、生成物群からなる特徴のある自然の地域で鑑賞上、または学術上、「顕著な普遍的価値」を有するもの、そして地質学的、または地形学的な形成物および脅威にさらされている動物、または植物の種の生息地、または、自生地として区域が明確に定められている地域で、学術上、保存上、または景観上、世界的に「顕著な普遍的価値」を有する自然景観、地形・地質、生態系、生物多様性です。2011年5月現在180もの自然遺産がユネスコの世界遺産に登録されています。そのうち2つの世界遺産が、ここオーストラリア・ケアンズにあるのです。

Great Barrier Reef

グレートバリアリーフは月から見える唯一の生命体で、およそ2900のReefと呼ばれるサンゴ礁とおよそ900の島々からなり、北はトレス海峡から南はバンダバーグ沖まで2016kmの長さを誇るグレートバリアリーフは文字通り世界最大のサンゴ礁群です。200万年前に最初の珊瑚礁が出現しましたが、さかのぼれば約1800万年前には、すでに最古のサンゴが生息していたと言われています。この大珊瑚礁群には、クジラやイルカ、ウミガメなどの海洋生物やおよそ1500種類の魚たち、400種類の珊瑚、4000種の棘皮動物、250種以上の鳥類の貴重な生息の場となっており、その驚くべき生態系や美しさを見ようと年間200万人もの観光客がグレートバリアリーフを訪れています。
グレートバリアーリーフは1981年にユネスコ世界遺産に登録されました。

世界最古の熱帯雨林

クイーンズランド北部、北はクックタウン、南はタウンズビル、北西部パルマ国立公園、その中の11の国立公園を含む約9000ヘクタールほどの面積で、現存する世界最古の熱帯雨林です。かつてはオーストラリア全土を覆っていた熱帯雨林ですが、何百万年以上に起きた気象変動と地殻変動、また伐採により、現在はこの限られた地域のみで生息しています。現在、オーストラリア全土に占める熱帯雨林の割合は、わずか0.1%にも満たないものです。このように規模としては比較的小さいものの、熱帯雨林には驚くほど多種の生物が生息しています。オーストラリアの動植物の環境的変化や進化の過程を4億1500万年以上前までさかのぼることができる、生きた記録として、その価値はきわめて貴重なものなのです。この熱帯雨林が確実に次世代に残り保護されていくようにと、1988年に世界遺産として登録されました。